紅茶

2017年12月11日

紅茶研究家という道を手放すことにした。

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先日、パートナーと話している中で言語化できたことがある。

それは、今年の始めに作った名刺に刻んだ紅茶研究家という肩書き?を手放すということだ。



紅茶研究家という道を手放すことにした】

来年2018年のテーマ候補の一つに「手放す」というのを挙げている。

まだ2017年は終わってないのだが、その「手放す」について、早くも動き始めてしまった。


このブログでも度々、紅茶について綴ってきている。

それだけ、これまで紅茶について思うところが沢山あった。


自分の紅茶専門店を持ちたい。

紅茶教室を持ちたい。

みんなに紅茶をもっとカジュアルに楽しんでもらいたい。


自分なりに、そんな動きを作ってきた。


この動きを
手放すのだ



【メッセージを受け取っている感覚】

というのも、紅茶に関しては、何故か、あるところまで来たら動きが止まってしまうからだ。


翻ってコーチングはどうだろう。

こちらは、自分としては亀の歩みだなぁと思っているのだが、それでも一歩一歩前進してる実感がある。

奥多摩も然りだ。

待ってましたとばかりに道が広がって行くのだ。


この差を、僕はメッセージと受け取った。



▲この日は、プレートをいただいた



【カフェのメニュー作りを手伝うかもしれない】

この言語化にはきっかけがあった。

言っていることを覆すようだが、行きつけているカフェで、紅茶 のメニューを充実させたいという相談を受けたことだった。


そのカフェの紅茶メニューは、個人的にずっと物足りないと思っていた。

だから、飲み物を頼む時はコーヒーなど、紅茶以外を頼んでいた。


僕の紅茶好きを知っている人は、紅茶じゃないの?と首を傾げる。

そんなことを繰り返していた。

そんな思いがあったから、相談を受けた時は嬉しくなって、嬉々として語り倒してしまったw


もしかしたら、大好きなそのカフェのメニューを、何かしらプロデュースのようなことが、できるかもしれない。


そうなったら、とても光栄だ。


要するに、僕の紅茶に対する愛は変わらないのだ。

ブログの記事としても引き続き書き続けるつもりだし、乞われれば知恵を提供させてもらうつもり。

そこは、流れやご縁を大事にしたい。

あくまで、主体的に紅茶方面で広がるように動くことを手放すのだ。



【最後に】

肩書き的には紅茶のことは手放す。

でも、もっと大きな文脈の中で、紅茶をツールとして扱うことにはなると思っている。


うん、何かスッキリした。


beyourselflabo at 12:13|PermalinkComments(0)

2017年11月23日

紅茶の茶葉は一芯二葉

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僕が訪ねたスリランカの茶園は、今でも茶葉を全て手摘みで収穫しています。

その摘み方にもちゃんとルールがあります。

そのルールを「
一芯二葉(いっしんによう)」と言います。



【スリランカの茶園巡りツアーに参加した時の思い出】

以前、スリランカの茶園を巡り、茶摘み体験するという紅茶の旅に加わったことがあります。

上の写真は、その時に僕が摘んだ一芯二葉の茶の葉です。


一番先に、まだ針のようになっている新芽。
その下の葉っぱ2枚。

それを一芯二葉と呼ぶのです。


これを摘んだ時の思い出を書いています。


スリランカでは、茶摘みは女性のお仕事。

彼女たちは、裸足で畑に入り、朝から日の暮れるまで茶摘みをしています。
その量、毎日10㎏近くなります。

彼女たちの手の動きの速いこと。

パパパッと、目にも止まらぬ速さで両手が動いて、次々と摘まれていきます。


でも、いざ僕の番が来ると、一つ摘むのに何十秒もかかる有様。。。

目の前に広がる緑の中から、摘むべき一芯二葉を見つけるだけで一苦労でした。



【茶樹が「ここから摘んで欲しい」と思っている?】

そんなスローな体験の中で、最も印象に残っているのは、摘んだ時の手応えです。

間違った場所を摘まんでしまった時、手応えとしては、何か無理やりで、引きちぎるような感触が手に残りました。


ところが、正しい場所を摘まんだ時は、スッと簡単に抜けたのです。


「まるで、植物が『ここからなら抜いていいよ』と言っているみたいだ」

そんな印象を受けました。


一芯二葉で摘むというのは、「こうすれば茶樹にダメージが少なくなるはずだ」という、至って論理的なところから始まっています。

でも、茶樹に本人(?)にとっても、それはウェルカムできるものだったんだと感じたのです。



【最後に】

そんな、喜んで紅茶になったんだって思って紅茶を飲んだら、どんな風な違いを感じるでしょうね?

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beyourselflabo at 17:10|PermalinkComments(0)

2017年11月22日

言われてみれば当たり前!?紅茶は新鮮なのが一番美味しい!

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▲スリランカの茶畑


僕はスリランカ産の紅茶(セイロン・ティー)を好んで飲みます。

セイロン・ティーは全体的に渋みが軽いことと、比較的新鮮な、フレッシュな紅茶が日本でも手に入ることが大きいです。


ん?
フレッシュ?

氣になった方は、読んで見てください。



【紅茶にも鮮度があります】

紅茶は茶葉を発酵させて作ります。

日中摘んだ茶葉を加工し、翌朝には出来上がります。

紅茶だって農産物です。
言われてみれば、ごもっとも、って思うかもかもしれませんが、この出来たての茶葉で淹れるのが一番美味しいのです。

香りも味も、正にフレッシュな味がしますが、残念ながら、文章では伝わりませんね(苦笑)



【その流通の仕組み上、フレッシュな紅茶は出回りにくい】

でも、フレッシュな紅茶があるのなら、なぜ紅茶メーカーは新鮮さを売りにしないのでしょう?

それは、仕組み上、出来ないからです。


その仕組みとは?

それは、その卸し方にあります。
具体的には、オークション形式で売られていることにあるんです。


茶葉ができる
サンプルを各国の紅茶メーカーに送る
紅茶メーカーが買う茶葉を選ぶ
オークションが実施される
メーカーの下へ船便で送られる
ブレンドやパッケージングする
流通に乗り、消費者の元へ


いかがでしょう?

私たち消費者の元へ届いた時点で、数ヶ月が経過しちゃいますよね。

その間に、残念ながら、フレッシュさは失われてしまいます。


だから、多くこ紅茶メーカーは、敢えて、フレッシュといった表現を使えないのです。

▲製茶工場にて

【なぜフレッシュ・ティーが手に入るのか】

では、フレッシュな茶葉が何故手に入るのでしょう?

答えは、オークションを通さずに輸入しているところがあるからです。

工場と直接やり取りし、買い付けているのです。

大抵は、個人経営の紅茶専門店なので、小規模でフットワークが軽めの所になりますね。



【東京近郊でフレッシュ・ティーが手に入る所】

パッと思いつくフレッシュ・ティーが頂けるお店をご紹介しますね。


こんなところでしょうか。
とはいえ、かなり僕の好みで書いているだけなので、偏りがあると思いますw

もし、ご存知でしたら、教えてくださいね。



【最後に】

新鮮な紅茶を飲むと、紅茶に対するイメージが変わりますよ。

フレッシュだからといって高級品ではありません。
是非、一度味わってみてくださいね!



beyourselflabo at 18:52|PermalinkComments(0)

2017年10月28日

紅茶専門店ディンブラ〜僕の紅茶文化の原点






僕にとって「紅茶の聖地」とも言えるお店があります。


神奈川県の藤沢駅から5分ちょっと歩いたところにある紅茶専門店ディンブラです。

今回、久々に行ってきました。



【まずは、変わらない美味しさを堪能】

いただいたメニューをご紹介します。


▲僕の中で超定番、チキンのサンドイッチ。

醤油で下味をつけてますが、紅茶に合わせて、少しスパイシー。



▲ここの不思議なメニュー:レモン・ミルクティー



何が不思議かというと、レモンとミルクは、普通、混ざると分離しちゃいますが、ここのは分離しません!

レモンの爽やかな香りとミルクの甘めの香りが、魅惑のハーモニーを奏でます。



▲季節限定のワッフルまで頂いちゃいました。

今はカボチャのジャム?合わせたワッフル。
ちょっと食べ過ぎですが、久し振りなので、無礼講?です。



【こぼれ話】

余談ですが、店員さんとの雑談の中で、マスターの磯淵氏が、この頃多忙を極めていると聞きました。

それを聞いて、思わず
「後継者的な方は現れてないんですか?」

なんて、不躾な質問をしてしまいました。

そしたら、その店員さんが
「(てっつーが)どうですか?」と。

最初は、年齢を理由に
「それは無いですよ」と答えてしまいました。

そしたら、
「年齢を理由に可能性を否定するのは勿体無いんじゃないですか?」と、仏様のような微笑みが返ってきました。

全く、どっちがコーチか分かりやしないw

でも、その通り!


文字通りの後継者とはなれません。

でも、店員さんが思わず僕を指名してしまうというのは、それなりの役目を果たせる可能性があるよというサイン。

それは素直に受け取ることに氣持ちを切り替えました。


僕なりに、紅茶を通じて、皆さんの新しい未来を切り拓くお手伝いをいたします。




【最後に】

余談のほうが長くなってしまいましたw


ディンブラは、セイロン(スリランカ)の紅茶を中心に扱っています。

普段、紅茶を飲まない方でも、入りやすい味だと思います。

本格的にポットサービスで紅茶を頂けるお店は稀ですので、湘南観光の途中で、いかがでしょう!




beyourselflabo at 20:57|PermalinkComments(0)

2017年10月24日

紅茶に対する今の思いを、改めてまとめてみた

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僕の紅茶との出会いは20年ちょっと前のことになる。

このところ、改めて、自分が紅茶を通じて何かできるのではないかと思い始めている

どんな可能性を感じているかをまとめてみた。



【紅茶との出会いについて簡単に】

本題に入る前に、僕の紅茶との出会いを簡単に書きたい。

きっかけは1冊の本との出会いだった。



著者の磯淵氏の紅茶にまつわるエピソードが満載で、中には思わずポロリとなってしまうような感動エピソードもあって、かなり読み物として面白かった記憶がある。


巻末に氏がオーナーをしている紅茶専門店の住所を見たら、何と家から30分程の所にあるではないか!

とはいえ、まだGoogleマップが無かった当時、かなり苦労して辿り着いた記憶がある。


そして、遂にそこで初めて飲んだ時に衝撃を受けた。
こんなに美味しいものなのか、と!


当時は、スタバみたいなカフェが出始めたばかりの頃。

コーヒーが飲めない僕は、行くと、紅茶関係のメニューを頼むのだが、その頃のは、ガンガンに沸騰して熱い上に渋いワで、飲めたものではなかった。正直。

そんなカフェ難民だった僕には天国のような場所になった。

そして、未だに、このお店の味が僕の紅茶の基準になっている。
全く浮氣する氣になれないのだw



【改めて、紅茶に寄せる思い】

紅茶について、僕が提供できたらと思い描いている点は、現時点で大きく2つある。

1.もっとカジュアルに

2.リフレッシュ、リチャージのツールとして


それぞれ、もう少し詳しく見ていきたい。



【1.もっとカジュアルに】

良くも悪くも紅茶の持つハイソなイメージが付きまとう。
イギリスの文化の影響がステレオタイプのように日本人に刷り込まれているようだ。

それを良い意味で覆したいのだ。


実際、世界に目を向けてみると、紅茶は生活の飲み物。

日本人が伝統的に緑茶を飲んできたのと同じように。

例えば、
南アジアでは、水より安全な飲み物として。
ロシアのほうでは、アルコール抜きでも暖を取れる飲み物として。


▲南アジアのローカルな飲み方(チャイ)

ちょっと前に午後の紅茶が
「おにぎり公式飲料」
なんてキャッチコピーを使った。

そんなふうに、紅茶をもっと身近な存在として感じてもらいたい



【2.リフレッシュ、リチャージのツールとして】

これは、僕自身の体験に基づく。

時計が刻む時間とは別に、主観的な時間の流れというか質があると思う。

気忙しいとか、バタバタしている時の時間の感じ方、質。

それが、紅茶を飲むと、その時間の質が緩むというか穏やかになるというか、スローになるというか。
そういう変化を起こせるのだ。
(特に、人に淹れてもらったほうが良いw)

そういう体験を何度もしている。
時には、肩から荷が下りたような感覚を覚えたことすらある。


人間、そういった時間の質の緩急があるほうが健全だ。

その緩急を、紅茶をツールとして活用して、作ってもらえたらと願っているのだ。



【その他の活用法】

他にも、魅力的な面がたくさんある。

例えば、
・健康面
・ワインと同じように楽しむ
・コミュニケーションのツールとして
etc。。。


まぁ、僕の個人的な優先度からだと、冒頭の2つになるということだ。



【最後に】

まぁ、あれこれ書きましたが、何か世界が広がるようなお手伝いができればと願っております。



beyourselflabo at 20:25|PermalinkComments(0)